「ハローワークに出して3か月、問い合わせが1件もない」「求人サイトに広告費を払ったのに、応募は年配の方が1人だけだった」。地方の建設会社の社長から、こうした相談を受けることが増えています。
応募が来ない原因を「建設業は人気がないから」「うちは田舎だから」で片づけてしまうと、打つ手がなくなります。実際には、同じ地域・同じ業種でも、応募が集まっている会社と集まらない会社があります。差がつくのは、求人票の書き方、応募前に見られるホームページ、応募の入口、応募後の対応といった、会社側で変えられる部分です。
この記事では、建設業の採用を取り巻く最新の公的データと求職者調査をもとに、応募が来ない7つの理由を整理し、それぞれに対して今日から取り組める対策を具体的に解説します。
- 建設業の求人倍率・年齢構成・労働時間・賃金の最新データ
- 求職者が応募をためらう理由(転職者調査より)
- 建設業の求人に応募が来ない7つの理由と、それぞれの対策
- 応募が増える求人票の書き方(書き換え例つき)
- 自社の採用活動を点検できる12項目のチェックリスト
- 職種名があいまい——「現場作業員」だけでは何の仕事か伝わらない
- 給与の幅が広すぎる——「25万〜45万円」「経験による」では自分がいくらか分からない
- 休日が書かれていない——「当社カレンダーによる」では休みの多さが判断できない
- 仕事内容が1行しかない——1日の流れや未経験者の育て方が見えない
- ホームページで不安になる——応募前に見たサイトが古い・採用情報がない
- 応募の入口が重い——電話のみ・履歴書郵送のみでは、スマホ世代は応募しない
- 応募後の連絡が遅い——返事を待つ間に他社で決まってしまう
データで見る、建設業の求人に応募が来ない背景
はじめに、建設業の採用がどのような環境に置かれているのかを、公的なデータで確認します。対策を考えるうえで、「業界全体で何が起きているのか」と「自社で変えられるのはどこか」を分けて考えることが大切です。
有効求人倍率(2026年8月)
55歳以上の割合(2025年)
29歳以下の割合(2025年)
求職者1人を、8社以上が取り合っている
厚生労働省の「一般職業紹介状況」(2026年8月分)によると、とび・型枠・鉄筋などを含む「建設躯体工事従事者」の有効求人倍率は8.25倍でした。職業全体の1.06倍と比べると、およそ8倍の水準です。ほかの建設関連の職業も、軒並み高い倍率になっています。
| 職業 | 有効求人倍率 |
|---|---|
| 職業計 | 1.06倍 |
| 建設躯体工事従事者 | 8.25倍 |
| 土木作業従事者 | 6.71倍 |
| 建築・土木・測量技術者 | 5.71倍 |
| 建設・採掘従事者(全体) | 5.10倍 |
| 建設従事者(建設躯体工事従事者を除く) | 4.37倍 |
※厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年8月分)」参考統計表。常用(パートタイムを含む)、原数値。
求人倍率が8倍ということは、求職者から見れば「応募先の候補がいくらでもある」状態です。求人を出せば誰かが来る時代は終わり、求職者に比べられ、選ばれなければ応募は来ません。応募が来ないのは、会社が劣っているからではなく、比べられたときに選ばれる情報が足りていない可能性が高いのです。
働き手は減り、若手は1割程度
国土交通省の資料(総務省「労働力調査」より)によると、2025年の建設業就業者は478万人で、ピークだった1997年の685万人から約3割減りました。年齢構成を見ると、55歳以上が36.6%を占める一方、29歳以下は11.9%にとどまります。若い世代そのものが少ないなかで、多くの建設会社が同じ若手を取り合っている構図です。
労働時間と賃金は、少しずつ改善している
同じ国土交通省の資料では、2025年度の建設業の年間出勤日数は全産業より7日多く、年間の総実労働時間は43時間長いとされています(厚生労働省「毎月勤労統計調査」より)。ただし、2012年度と比べると建設業の労働時間は127時間減っており、全産業の減少幅(76時間)より大きく改善しています。
2024年4月からは、建設業にも時間外労働の上限規制が適用されました。原則は月45時間・年360時間で、特別な事情がある場合でも年720時間、月100時間未満(休日労働を含む)などの上限を超えることはできません。
賃金については、厚生労働省「賃金構造基本統計調査」(令和7年)で、建設業の一般労働者の所定内給与は月36.63万円と、全産業の34.06万円を上回っています。一方、国土交通省の推計では、現場で働く技能者(生産労働者)の年収は465万円で、全産業の545万円より約80万円低い水準です。
業界全体として人が足りないのは事実ですが、休日・労働時間・賃金は改善が進んでいます。問題は、その改善が求職者に伝わっていないことです。週休2日を導入していても、残業を減らしていても、求人票やホームページに書かれていなければ、求職者は「建設業はきつい」という昔のイメージのまま判断します。
求職者は何を理由に応募をためらうのか
マイナビの「転職動向調査2026年版」(2025年に転職した1,446人が対象)では、求人に応募するのをためらう理由として、次のような回答が上位に挙がっています。
| 応募をためらう理由 | 割合 | 建設会社が見直すべきこと |
|---|---|---|
| 給与が低い | 39.6% | 給与の幅だけでなく、モデル年収や手当で「実際の手取り」を見せる |
| 休日が少ない | 32.4% | 年間休日の日数、週休2日の実態、雨天時の扱いを書く |
| 勤務地 | 24.4% | 現場の範囲、直行直帰の可否、通勤手段を書く |
| 会社の雰囲気が分かりにくい | 24.3% | 社員の写真や声、年齢構成をHPやSNSで見せる |
| 仕事内容が分かりにくい | 22.5% | 職種名と仕事内容を具体的に、1日の流れで書く |
| 口コミの評判が良くない | 21.0% | 口コミに書かれがちな不安に、HPで先回りして答える |
※マイナビ「転職動向調査2026年版(2025年実績)」より。複数回答。
注目したいのは、給与や休日といった「条件」だけでなく、「雰囲気が分かりにくい」「仕事内容が分かりにくい」という「情報不足」も、2割以上の人が応募をためらう理由になっていることです。条件はすぐには変えられなくても、情報の出し方は今日から変えられます。
会社の雰囲気を伝える方法としては、SNSも選択肢になります。実際に成果を出している会社の取り組みは「建設業のSNS採用事例6選と、地方の建設会社2,749社の調査結果」で紹介しています。
また、マイナビが2018年に20〜35歳の転職希望者を対象に行った調査では、99.2%が企業のホームページを閲覧したことがあり、8割以上が「応募を検討するタイミング」で閲覧していました。求人票で興味を持った人は、会社名で検索してホームページを確かめてから応募するかどうかを決めています。
建設業の求人に応募が来ない7つの理由
ここからは、地方の建設会社の求人を見てきたなかで、応募が来ない会社に共通する7つの理由を解説します。当てはまるものがないか、自社の求人票とホームページを手元に置いて確認してみてください。
理由1:職種名が「現場作業員」「土木作業員」だけ
求職者が求人サイトで最初に目にするのは、職種名です。「現場作業員」「土木作業員」という職種名は、仕事の中身も、自分に向いているかも分かりません。同じような職種名の求人が何十件も並ぶなかで、目にとまる理由がありません。
Indeedの公式ヘルプでも、職種名は短く明確にし、分野と職務のレベルを含めることが勧められています。「未経験から始める道路舗装スタッフ/重機の資格取得を全額支援」のように、何をする仕事か、誰に向けた求人かが一目で分かる職種名に変えるだけで、クリックされる数が変わります。
理由2:給与が「月給25万円〜45万円」「経験・能力による」
給与の幅が広すぎる求人は、求職者に「自分はいくらもらえるのか」が伝わりません。多くの人は下限の金額で判断するため、実際より低く見られてしまいます。「経験・能力による」「当社規定による」は、判断材料がないのと同じです。
対策は、モデル年収と手当を具体的に書くことです。「入社1年目(未経験・22歳)年収340万円」「3年目(2級土木施工管理技士取得)年収450万円」のように、年齢・経験・資格とセットで示します。資格手当、現場手当、皆勤手当、賞与の実績なども、金額を書きましょう。
理由3:休日が「当社カレンダーによる」
休日は、給与に次いで応募の判断に影響する条件です。「日曜・その他当社カレンダーによる」と書かれていると、求職者は「土曜はほぼ出勤なのでは」と考えます。実際には週休2日に近い運用をしていても、書かれていなければ伝わりません。
年間休日の日数を書き、「土曜は月2回休み(第2・第4)」「雨で現場が止まった日は休み、その分の給与は保証」のように、実際の運用を具体的に書きます。2024年の上限規制をきっかけに休日を増やした会社は、「2025年から年間休日を105日→115日に増やしました」と変化を書くと、会社の姿勢も伝わります。
理由4:仕事内容が1行しかない
「土木工事全般。未経験者歓迎、丁寧に指導します」。これでは、未経験の求職者は自分が何をするのか想像できません。「丁寧に指導します」は、ほぼすべての求人に書かれているため、差になりません。
仕事内容は、どんな工事を、どこで、何人くらいのチームで、どんな1日を過ごすのかまで書きます。「町内の道路や水路の補修工事が中心。3〜5人のチームで、朝7時半に会社集合、17時には帰社します」と書くだけで、イメージは一気に具体的になります。入社後の教え方も「最初の1か月は先輩とペアで、道具の名前と安全ルールから」のように、具体的に書きましょう。
理由5:応募前に見られるホームページで不安になる
求人票で興味を持った求職者は、会社名で検索してホームページを見ます。そこでお知らせが何年も前で止まっている、スマホで見ると崩れている、採用情報が「随時募集中」の1行だけ、社員の顔がまったく見えない、といった状態だと、応募をやめてしまいます。
先ほどの調査で「会社の雰囲気が分かりにくい」が24.3%あったように、求職者は「どんな人と働くのか」を確かめたがっています。ホームページは、求人票で生まれた興味を「応募してもいい」という安心に変える場所です。採用に効くホームページの具体的な条件は「建設業の採用に効くホームページとは?」で詳しく解説しています。
自社の求人票とホームページ、
求職者にどう見えているか確認しませんか
offtieでは、建設会社の求人票とホームページを求職者の目線で点検し、応募につながる改善ポイントをお伝えしています。売り込みはしませんので、お気軽にご相談ください。
理由6:応募の入口が「電話のみ」「履歴書郵送」
興味を持っても、応募の手間が大きいと人は動きません。とくに若い世代は、知らない会社に電話をかけることへのハードルが高い傾向があります。「まずはお電話ください」「履歴書を郵送してください」しか入口がないと、応募を検討していた人の多くがそこで離れてしまいます。
対策は、応募の入口を軽く、複数にすることです。応募フォーム(入力は名前・連絡先・希望の連絡方法程度)、LINE、メールを用意し、いきなり応募ではなく「現場見学だけでもOK」「話を聞くだけでもOK」という入口もつくります。履歴書は面接のときに持ってきてもらえば十分です。
理由7:応募が来ても、連絡が遅い
せっかく応募が来ても、社長や担当者が現場に出ていて連絡が2〜3日後になる、ということは建設会社では珍しくありません。しかし求職者は、複数の会社に同時に応募していることがほとんどです。連絡が遅れている間に他社の面接が決まり、そちらに入社してしまうケースは少なくありません。
対策は、「応募が来たら当日中に一次連絡する」というルールを決め、担当者を決めておくことです。現場に出ている社長が対応できないなら、事務の担当者が「ご応募ありがとうございます。面接の候補日をお送りします」と一次連絡だけでも返せる体制をつくります。応募の通知がメールに埋もれないよう、スマホに通知が届く設定にしておくことも大切です。
職種名で目にとまり(理由1)、条件と仕事内容で興味を持ち(理由2〜4)、ホームページで安心し(理由5)、軽い入口から応募し(理由6)、すぐに連絡が来て面接に進む(理由7)。どこか1か所でも詰まっていると、応募は来ません。自社がどこで求職者を逃しているのかを見つけることが、対策の第一歩です。
応募が増える求人票の書き方:書き換え例
ここまでの内容を、求人票の書き換え例にまとめます。地方の土木会社が、未経験の若手を募集するケースを想定しています。
| 項目 | よくある書き方 | 応募が来る書き方 |
|---|---|---|
| 職種名 | 土木作業員 | 未経験から始める道路・水路の補修スタッフ(資格取得全額支援) |
| 仕事内容 | 土木工事全般。丁寧に指導します。 | 町内の道路や水路の補修工事が中心。3〜5人のチームで現場に入ります。最初の1か月は先輩とペアで、道具の名前と安全ルールから覚えます。 |
| 給与 | 月給25万円〜45万円(経験・能力による) | 月給25万円〜。1年目年収340万円(未経験・22歳)、3年目年収450万円(2級土木施工管理技士取得)。資格手当月1万〜3万円。 |
| 休日 | 日曜、その他当社カレンダーによる | 年間休日115日。日曜・祝日のほか、土曜は月2回休み。雨で現場が止まった日も給与は保証。 |
| 勤務時間 | 8:00〜17:00 | 8:00〜17:00(7:30集合・朝礼)。残業は月平均10時間程度。 |
| 応募方法 | まずはお電話ください | 応募フォーム・LINE・電話で受付。「現場見学だけ」「話を聞くだけ」も歓迎。履歴書は面接時で大丈夫です。 |
※書き換え例の金額・日数は説明のための架空の数字です。実際の条件に合わせて書いてください。項目ごとの書き方、2024年改正で必須になった記載事項、職種別の例文は建設業の求人票の書き方にまとめています。
書き換えのポイントは、「求職者が知りたいことを、求職者の言葉で、数字で書く」ことです。求人票は文字数が限られているため、書ききれない社員の声や職場の写真、1日の流れなどは、ホームページの採用ページに載せ、求人票の「事業所のホームページ」欄や求人原稿の最後でURLを案内します。
「誰に来てほしいか」を広げる
求人票やホームページを整えても、募集する対象が狭すぎると応募の母数は増えません。「20代の経験者」だけを狙うと、もっとも取り合いの激しい層で勝負することになります。採用の対象を広げることも検討しましょう。
| 対象 | ポイント |
|---|---|
| 未経験の若手・異業種からの転職者 | 入社後の教え方と資格取得支援を具体的に書く。「未経験から職長になった先輩」の例が効く |
| 女性 | 更衣室・トイレなどの設備、交通誘導や重機オペレーター、施工管理の補助など、担える仕事を具体的に示す |
| 40〜60代の経験者 | 体力面への配慮や、若手の指導役としての役割を示す。即戦力として採用できる |
| 社員からの紹介 | 紹介制度と紹介手当を整える。人柄が分かっているため定着しやすい |
| 外国人材 | 建設分野は特定技能の対象。受入計画の認定など独自の条件があるため、制度を理解してから進める |
日本政策金融公庫の調査(2026年6月公表)では、中小企業の43.9%が新卒採用で、32.4%が中途採用で予定していた人数を採用できませんでした。募集の工夫としては「初任給の引き上げ」(43.4%)に続いて「未経験者・無資格者の積極採用」(37.2%)が多く、「自社ホームページでの情報発信の充実」(25.5%)に取り組む企業も4社に1社にのぼります。
社員紹介の仕組みづくりは「リファラル採用制度の作り方」、建設分野での外国人材の受け入れは「建設業で特定技能外国人を受け入れるには?」で詳しく解説しています。
何から手をつけるか:優先順位
7つの理由すべてに一度に取り組むのは大変です。費用がかからず、すぐに効果が出やすいものから順番に進めましょう。
応募後の対応ルールを決める
当日中の一次連絡、担当者、通知の設定。今ある応募の取りこぼしをなくす
求人票を書き直す
職種名・仕事内容・給与・休日・応募方法を、求職者の言葉と数字で
応募の入口を増やす
フォーム・LINE・見学の申し込みを用意し、求人票とHPに載せる
ホームページを整える
採用ページを追加し、社員の写真と声、1日の流れ、働き方の実態を載せる
効果を確かめて改善する
面接で「何を見て応募したか」を聞き、反応の良い情報を増やす
1〜3は費用をかけずに数日で取り組めます。4のホームページは、採用ページ1枚の追加なら1か月前後、採用サイトとして作り込むなら2〜3か月が目安です。費用の考え方は「採用サイトの制作費用の相場は?」でまとめています。
そして何より大切なのが5です。面接に来た人に「どこで求人を知ったか」「応募前に何を見たか」「何が決め手になったか」を必ず聞き、記録しておきましょう。応募が来る理由が分かれば、次に何を強化すべきかがはっきりします。入社後に定着してもらうための準備は「新入社員のオンボーディング設計」も参考にしてください。
応募が来ない原因を見つけるチェックリスト12項目
最後に、自社の求人と採用活動を点検できるチェックリストを用意しました。当てはまらない項目が、応募を逃しているポイントです。
建設業の求人 応募力チェック
- 職種名を見ただけで、どんな仕事か分かる
- 仕事内容に、工事の種類・現場の範囲・チームの人数が書かれている
- 給与にモデル年収や手当の金額が書かれている
- 年間休日の日数と、土曜・雨天時の扱いが書かれている
- 残業時間の目安が書かれている
- 未経験者の教え方や資格取得の支援が具体的に書かれている
- 求人票に自社ホームページ(採用ページ)のURLが載っている
- ホームページがスマホで見やすく、半年以内に更新されている
- ホームページに社員の写真と声が載っている
- 電話以外に、フォームやLINEなど応募の入口がある
- 「見学だけ」「話を聞くだけ」の入口がある
- 応募が来たら当日中に連絡するルールと担当者が決まっている
当てはまらない項目が5つ以上ある場合は、条件以前に「伝え方」と「応募の受け止め方」で求職者を逃している可能性が高い状態です。
よくある質問
給与を上げられないと、建設業の求人に応募は来ませんか?
給与は応募の大きな決め手ですが、それだけで決まるわけではありません。マイナビの調査では、応募をためらう理由として「給与が低い」に加えて「休日が少ない」「会社の雰囲気が分かりにくい」「仕事内容が分かりにくい」も2〜3割の人が挙げています。給与をすぐに上げられなくても、モデル年収や資格手当で「上がっていく道筋」を見せる、休日や働き方を具体的に書く、仕事内容と職場の様子を伝える、といった見直しで応募は変わります。
ハローワークと求人媒体、どちらに出すべきですか?
どちらか一方ではなく、役割を分けて併用するのがおすすめです。ハローワークは無料で地元の求職者に届きやすく、Indeedなどの求人サイトはより広い層、とくに若い世代に届きます。どちらに出す場合も、求人票の職種名・仕事内容・給与・休日の書き方と、応募前に見られる自社ホームページの内容をそろえることが、応募を増やす前提になります。
応募が来ない状態は、どのくらいの期間で改善できますか?
求人票の書き直しや応募の入口の追加は数日で実施でき、早ければ次の掲載から反応が変わります。ホームページの採用ページの追加は1か月前後、採用サイトとして作り込む場合は2〜3か月が目安です。まずは費用のかからない求人票の見直しと応募後の対応ルールづくりから始め、並行してホームページを整えるのが現実的な進め方です。
未経験者を採用しても、すぐに辞めてしまわないか心配です。
未経験者の早期離職の多くは、入社前のイメージと実際のギャップから起きます。求人票やホームページで大変なことも正直に伝える、現場見学で実際の仕事を見てもらう、入社後の最初の1か月の教え方を決めておく、といった準備で防ぎやすくなります。日本政策金融公庫の調査でも、未経験・無資格者の積極採用に取り組む中小企業は37.2%にのぼります。
外国人材の採用も検討したほうがよいですか?
日本人の採用努力と並行して検討する価値はあります。建設分野は特定技能の受け入れ対象で、国籍別ではインドネシアなどからの人材が増えています。ただし建設分野は受入計画の認定や業界団体への加入など独自の条件が多いため、制度を理解したうえで、受け入れ体制を整えてから進めることが大切です。
まとめ
建設躯体工事の有効求人倍率が8倍を超えるなか、建設業の求人は「出せば来る」ものではなくなりました。一方で、休日や労働時間、賃金は少しずつ改善しており、応募が来ない原因の多くは、その改善や会社の魅力が求職者に伝わっていないことにあります。
職種名、仕事内容、給与、休日、ホームページ、応募の入口、応募後の対応。この7つを求職者の目線で見直せば、同じ条件でも応募の数は変わります。まずはチェックリストで自社の求人を点検し、費用のかからない求人票の書き直しと応募後の対応ルールづくりから始めてみてください。
offtieの建設業の採用支援
地域に根差した建設会社・中小企業の「応募が来ない」を、求人票とホームページから解決します。
- 求人票・求人原稿とホームページの無料点検、改善ポイントのご提案
- 求職者に伝わる求人票・Indeed原稿の作成
- 採用ページ・採用サイトの企画と制作(写真撮影・社員インタビューを含む)
- 応募フォーム・LINE窓口の設置、応募後の連絡の仕組みづくり
- Instagramなど、SNSでの採用発信の運用サポート
「まずは求人票だけ見てほしい」といったご相談も歓迎です。お見積りは無料です。
参考資料
- 厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年8月分)」参考統計表 Web
- 国土交通省「建設業を取り巻く状況等について」(総務省「労働力調査」、厚生労働省「毎月勤労統計調査」「賃金構造基本統計調査」をもとにした資料) PDF
- 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況」産業別賃金 PDF
- 厚生労働省 労働局「建設業 時間外労働の上限規制 わかりやすい解説」 PDF
- マイナビ キャリアリサーチLab「転職動向調査2026年版(2025年実績)」 PDF
- マイナビ キャリアリサーチLab 企業ホームページに関する意識調査(2018年12月) Web
- 日本政策金融公庫「中小企業における従業員の採用・定着に関する調査」(2026年6月) PDF
- Indeed「仕事内容と職種名の効果的な書き方」 Web
「応募が来ない」の原因、
一緒に見つけませんか
建設会社の求人票とホームページを求職者の目線で点検し、応募につながる改善を一貫してお手伝いします。
Profile


