「若い人に会社を知ってもらうには、SNSをやった方がいいのか」「他の建設会社は実際にどうしているのか」。求人を出しても応募が来ない建設会社から、こうした相談をよくいただきます。
そこでofftieでは、2026年10月に、各地の建設業協会の会員名簿などに載っている地方の建設会社2,749社のホームページを調べました。トップページにSNSへのリンクや投稿を載せていた会社は36.1%で、TikTokはわずか1.3%でした。言い換えると、地方の建設会社の3社に2社は、まだSNSを採用の入口として使えていません。
この記事では、この調査結果と、国土交通省の事例集や受賞歴などの出典で確認できる建設業のSNS採用事例6つを紹介します。そのうえで、担当者がいない中小の建設会社が無理なく始めるための手順をまとめます。
- 地方の建設会社2,749社のSNS活用状況(offtie独自調査)
- TikTok・X・Instagramなどで成果を出した建設業の事例6つと、それぞれから学べること
- 事例に共通する成功パターンと、うまくいかない会社のつまずき方
- 担当者がいない会社でも続けられる運用体制と、応募につなげる導線
【独自調査】地方の建設会社2,749社のSNS活用状況
結論から言うと、地方の建設会社でSNSを採用の入口として使えている会社はまだ少数派です。特に、若い世代がよく見るTikTokを載せている会社は100社に1社ほどでした。
offtieでは2026年10月、北海道から九州までの30道府県で、建設業協会の会員名簿などに掲載されている建設会社3,241社のホームページを確認しました。そのうちトップページを読み込めた2,749社について、SNSへのリンクや投稿の埋め込みがあるかを集計した結果が次の表です。
| SNS | トップページに掲載していた会社 | 割合 |
|---|---|---|
| 819社 | 29.8% | |
| 332社 | 12.1% | |
| YouTube | 214社 | 7.8% |
| X(旧Twitter) | 151社 | 5.5% |
| LINE公式アカウント | 85社 | 3.1% |
| TikTok | 35社 | 1.3% |
| いずれか1つ以上 | 992社 | 36.1% |
調査:offtie(2026年10月)。対象は30道府県の建設会社のうちトップページを取得できた2,749社。トップページ内のSNSアカウントへのリンクと投稿の埋め込みを集計し、制作会社のアカウントなど会社と関係のないリンクは除外しました。トップページ以外にだけSNSを載せている会社は含まれないため、実際の利用率はこれより少し高い可能性があります。
この調査から、次の3つのことが分かりました。
- SNSを載せている会社は36.1%。約3社に2社は、ホームページからSNSへの入口がありません。
- 使われているのはInstagramが中心で、TikTokは1.3%。20代に届きやすいショート動画の分野は、地方ではほとんど手つかずです。
- 採用情報はあるのにSNSがない会社が48.5%。トップページに「採用情報」などの入口がある会社は80.7%ありましたが、その多くは採用情報を載せているだけで、会社の雰囲気を伝える発信はしていません。
ホームページの著作権表記の年で分けて見ると、2022年以降に更新されたサイトではSNS掲載率が42.1%だったのに対し、2015年以前のままのサイトでは31.9%でした。ホームページを新しくした会社ほど、SNSもあわせて整えている傾向があります。逆に言えば、今からSNSを始めても、地方ではまだ「早い方」に入れるということです。
建設業でSNS採用が注目される理由
建設業でSNS採用が注目されている一番の理由は、求人媒体やハローワークに出すだけでは、人が集まらなくなっていることです。
| 職業 | 有効求人倍率(2025年度) |
|---|---|
| 職業計 | 1.10倍 |
| 建設・採掘従事者 | 5.02倍 |
| 建設躯体工事従事者 | 7.72倍 |
| 土木作業従事者 | 6.21倍 |
| 建築・土木・測量技術者 | 5.58倍 |
建設躯体工事の仕事では、1人の求職者に対して7件以上の求人がある計算です。求人票の条件だけで比べられると、知名度のない中小企業はどうしても選ばれにくくなります。
一方で、若い世代は仕事を探すときにSNSを使っています。マイナビの調査では、2026年卒の大学生の68.2%が就職活動の準備でSNSを使っていて、使ったSNSはLINE公式アカウント、X、Instagram、YouTube、TikTokの順でした。求人票では伝わらない「どんな人が、どんな現場で働いているか」を見せる場所として、SNSが使われているわけです。
ただし、SNSだけで採用が決まるわけではありません。ネオキャリアが2026年3月に建設業の採用担当者102人に行った調査では、採用成果を高めるための取り組みとして「SNS等での情報発信」をした会社は30.4%でした。主な採用手法として挙がったのは、求人媒体(43.1%)、人材紹介(39.2%)、自社採用サイト(35.3%)です。SNSは、ほかの採用手法の効果を底上げする「知ってもらう入口」と考えるのが現実的です。
建設業のSNS採用事例6選
ここからは、公的機関の事例集や受賞歴、会社自身の公表などで内容を確認できた事例を6つ紹介します。規模の大きな会社ではなく、地方の建設会社や業界団体を中心に選びました。
事例1:衣川建設(滋賀県)|TikTokで半年に20代10名前後を採用
国土交通省の「建設産業×広報 事例集」で紹介されている事例です。ハローワークなどでの求人では他社との競争で人が集まらず、2024年からTikTokでの採用に切り替えました。
- やっていること:毎月10本の動画を撮影し、編集は制作会社が担当。3日に1回のペースで投稿している
- 応募の入口:TikTokから会社の公式LINEに誘導し、問い合わせは公式LINE内のフォームとTikTokのダイレクトメッセージの2つを用意(公式LINEの登録者は約200名)
- 成果:始めて1か月で問い合わせが30名前後、その後も毎月10〜20名から連絡がある。半年で20代の若手社員を10名前後採用
学べること:最初の1〜2か月は原稿を見ながら撮っていたものの、自分の言葉で話した方が響くと分かり、今は原稿なし・ワンテイクで撮っているそうです。また、給与や待遇の話題は再生回数が伸びやすいとされています。きれいな動画より、社長や社員の本音が伝わる動画の方が反応されるという点は、どの会社にも当てはまります。
事例2:山藤建設(鹿児島県)|X・Instagram・TikTokで約20年ぶりの新卒採用
2022年から本格的にX、Instagram、TikTokでの発信を始めた会社です。自社も被災した豪雨災害のあと、復旧作業と並行してリアルタイムの情報発信を続けたことが評価され、土木学会の「土木広報大賞2025」で準優秀部門賞を受賞しています。
- やっていること:Xでは災害や工事の情報をすぐに発信、TikTokでは小さな道路の陥没補修など日々の工事を動画で紹介、Instagramでは着工前と完成後を1枚にまとめた写真を投稿
- 反響:道路陥没の補修動画は32万回以上再生。大雨のときにXに投稿した動画は、全国放送の報道番組でも使われた
- 成果:同社の担当者によると、約20年いなかった新卒社員が2名入社した
学べること:派手な建物ではなく、1日で終わる小さな補修工事が一番見られたという点です。地域のインフラを守っている日常そのものが、建設会社にしか出せない発信のネタになります。
事例3:新庄砕石工業所(山形県)|管理部長のYouTubeで業界の魅力を発信
山形県新庄市で骨材の生産やインフラ事業を手がける会社です。取締役管理部長がYouTube「石男くんの建設チャンネル」を運営し、建設業界への問題提起や魅力発信を続けています。こうした活動は地元の業界紙「建設山形」(2022年)や「建設新聞」(2025年)でも取り上げられました。
学べること:会社の公式アカウントではなく、顔の見える1人の社員が発信の主役になる形です。「この人と働いてみたい」と思ってもらえれば、それ自体が採用の入口になります。社長や管理職が自分の言葉で話せる会社に向いています。
事例4:藤島組(静岡県)|SNSから応募までの導線が分かりやすい採用ページ
静岡県富士市で土木・総合建築を手がける会社です。InstagramとXを運用し、採用ページには社員インタビュー、募集要項、採用パンフレットを載せています。
- 応募の入口:応募フォームに加えて「採用担当」の公式LINEを用意し、説明会・会社見学・採用担当者との面談から選べるようにしている
学べること:SNSを見て興味を持った人が、いきなり応募しなくても「まず見学」「まず話を聞く」を選べる点です。若い人ほど電話での問い合わせをためらいます。LINEで気軽に連絡できる入口は、SNSと相性のよい受け皿です。
事例5:常陽建設(茨城県)|大学と連携したブランディングがSNSで広がる
茨城県取手市の会社で、国土交通省の事例集で紹介されています。2022年に近くの筑波大学と連携し、学生が現場見学やカヌーでの河川工事の見学を通じて、建設業の魅力を伝えるデザインを7つ提案しました。
- 生まれたもの:現場見学用のパンフレット、建設現場のポートレート、災害時にも使える「JOYO水」、新人研修にも使える「建設業界人生ゲーム」など
- 反響:JOYO水や人生ゲームの活動はSNSをきっかけに広がり、Instagramや問い合わせフォームから配布の依頼が来るようになった
学べること:SNSの投稿そのものより、「人に話したくなる取り組み」を先につくると、SNSで自然に広がるという順番です。小中学生や保護者、学校の先生にも会社を知ってもらうきっかけになっています。
事例6:山形県建設業協会|Instagram広告で地元の中学生と保護者に届ける
会社ではなく業界団体の事例ですが、地方の建設会社にとって参考になるので紹介します。中学生向けの建設現場見学ツアーを開いた際、Instagram広告で対象を「山形」「小中学生」などに絞って告知したところ、反響が大きく、想定より早く定員に達しました。
学べること:SNSは「投稿してフォロワーを増やす」だけでなく、地域と年代を絞った広告で、必要な人にだけ確実に届ける使い方もできます。会社見学会やインターンシップの告知など、期間が決まっている募集と相性がよい方法です。参加した保護者からは「建設業のイメージが大きく変わった」という声もあったそうです。
自社に合うSNSと発信の内容を、
一緒に整理しませんか
offtieでは、地方の建設会社の採用ページづくりとSNSの立ち上げをお手伝いしています。どのSNSから始めるか、誰が撮るか、応募をどこで受け止めるかを、会社の体制に合わせて一緒に考えます。
事例に共通する4つの成功パターン
6つの事例を並べると、成果につながっている会社には次の4つの共通点があります。
1. 「誰に届けたいか」を先に決めている
衣川建設は10〜30代の男性に届けるためにTikTokを選び、山形県建設業協会は地元の中学生と保護者に絞って広告を出しました。届けたい相手が決まると、使うSNSも、話す内容も自然に決まります。
2. 見せているのは「普段の現場」と「人」
山藤建設で一番見られたのは小さな補修工事の動画で、新庄砕石工業所では管理部長自身が発信の顔になっています。豪華な施工実績より、どんな人が、どんな日常の仕事をしているかが伝わる投稿が反応を集めています。
3. 応募の前に「気軽な連絡先」がある
衣川建設と藤島組は、どちらも公式LINEを入口にしています。SNSを見た人がすぐに応募するとは限りません。「ちょっと聞いてみたい」を受け止める入口があるかどうかで、問い合わせの数が変わります。
4. 無理のないペースで続けている
衣川建設は撮影を社内、編集を外部に分けて3日に1回の投稿を続けています。成果が出るまでには少なくとも数か月かかるため、担当者が1人で抱え込まない仕組みが欠かせません。
SNS別:建設業での向き・不向き
どのSNSを選ぶかは、来てほしい人と、社内で用意できる素材で決めます。建設業の採用で使う場合の目安は次のとおりです。
| SNS | 向いている採用 | 発信の例 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| TikTok | 10〜20代の現場職、未経験者 | 現場の1日、社長への質問、重機の操作 | 縦型動画を継続して出す必要がある。地方では使っている会社が少なく目立ちやすい |
| 若手全般、施工管理、女性 | 施工のビフォー・アフター、社員紹介、リール動画 | 写真の見た目が大切。プロフィールに採用ページへのリンクを置く | |
| YouTube | 経験者、施工管理、保護者 | 仕事の流れの解説、社員インタビュー | 1本の制作に手間がかかる。採用ページに埋め込んで使うと効果的 |
| X | 地域の人、業界の人 | 工事・災害の情報、日々のつぶやき | すぐに発信できる反面、言葉選びには注意が必要 |
| LINE公式アカウント | 興味を持った人全般 | 説明会や見学会の案内、個別の質問対応 | 集客より「受け皿」として使う。返信の担当者を決めておく |
最初から複数のSNSを運用するより、まずは1つに絞って3か月続け、反応を見てから増やす方が、少人数の会社では成功しやすくなります。SNSの基本的な始め方は「中小企業のSNS運用は何から始める?7ステップで解説」でも解説しています。
SNS採用がうまくいかない会社の5つのつまずき
SNSを始めたものの、成果が出ないまま止まってしまう会社には、よく似たつまずきがあります。
1. 担当者1人に任せきりになる
若手社員や事務の方に「SNSをやっておいて」と任せると、本来の業務の合間では続きません。投稿が止まったアカウントは、かえって「活気のない会社」に見えてしまいます。
2. 施工実績の写真を並べるだけになる
完成した建物の写真は、お客様向けの発信としては大切です。ただ、求職者が知りたいのは「そこで働く人」です。人が写っていない投稿ばかりでは、採用にはつながりにくくなります。
3. 現場での撮影ルールを決めていない
元請けや施主の許可を取らずに投稿してしまう、表札や車のナンバーが写り込む、ヘルメットや安全帯を着けていない姿が映る。こうした投稿はトラブルや炎上のもとになります。撮ってよい場所と、投稿前に確認する項目を最初に決めておきましょう。
4. SNSから先の受け皿がない
SNSで興味を持った人がホームページを開いたら、採用ページがない、募集要項が何年も前のまま、応募は電話だけ。これでは興味を持った人を取りこぼしてしまいます。今回の調査でも、SNSを載せていない会社は3社に2社ありましたが、逆にSNSだけ始めてホームページが古いままの会社も少なくありません。
5. 2〜3か月で「効果がない」とやめてしまう
SNSは、フォロワーや再生回数が増えるまでに時間がかかります。最初の数か月は応募数ではなく、プロフィールへのアクセス数や、採用ページへの移動数、問い合わせの数で手応えを確かめましょう。
- 元請け・施主から撮影と公開の許可をもらっている
- 表札、車のナンバー、近隣の住宅、図面が写り込んでいない
- ヘルメット・墜落制止用器具などの安全装備を正しく着けている
- 顔が映る社員から同意を取っている
- 会社や業界の悪口、ほかの会社が特定できる内容になっていない
担当者がいない会社の運用体制
社員10〜50人ほどの建設会社では、SNSの専任担当者を置くのは難しいのが普通です。撮る人・編集する人・確認する人を分けて、1人あたりの負担を小さくするのが続けるコツです。
| 役割 | 担当の例 | やること | 負担の目安 |
|---|---|---|---|
| 撮る | 現場の職長・若手社員 | スマホで写真や15〜30秒の動画を撮って共有する | 1回数分を週に数回 |
| まとめる | 事務の担当者や外部の制作会社 | 素材を選んで文章や字幕を付け、投稿する | 週1〜2時間 |
| 確認する | 社長・工事部長 | 投稿前のチェック項目を確認する | 週15分 |
| 返信する | 採用担当 | LINEやDMの問い合わせに、その日のうちに返す | 問い合わせのたび |
ネタに困らないように、「毎週月曜は現場紹介、木曜は社員紹介」のように曜日と内容を決めておくと、撮る側も迷いません。朝礼、重機の点検、完成した現場、資格の合格、昼休みの様子など、建設会社の日常には発信のネタがたくさんあります。
撮影は社内で、編集と企画だけを外部に任せるという衣川建設の分け方は、中小の建設会社にとって現実的な形です。現場の空気は社内の人にしか撮れませんが、編集や投稿の作業は外部に任せた方が、担当者の負担を大きく減らせます。
SNSから応募につなげる導線のつくり方
SNSは、あくまで会社を知ってもらう入口です。実際に応募するかどうかは、SNSのあとに見るホームページの採用ページで決まります。次の流れで、興味を持った人が迷わず連絡できるようにしておきましょう。
SNSで知る
現場や社員の投稿を見て、会社に興味を持つ
プロフィールから移動
プロフィールのリンクから、1タップで採用ページへ
採用ページで確かめる
仕事内容、給与、休み、先輩の声をスマホで確認
気軽に連絡する
LINEやフォームで「見学したい」「話を聞きたい」
特に大切なのは、03の採用ページです。SNSで「楽しそうな会社だ」と思っても、採用ページで給与や休日、仕事内容が分からなければ、応募には進みません。採用ページに載せるべき内容や作り方は、「建設業の採用に効くホームページとは?応募が来る会社の7つの条件」で詳しく解説しています。
また、求人票の書き方や応募後の対応も含めて見直したい場合は、「建設業の求人に応募が来ない7つの理由と対策」もあわせてご覧ください。建設業以外も含めた地方企業のSNS採用の事例は「地方の中小企業のSNS採用、成功事例3社の共通点」で紹介しています。
よくある質問
社員20人ほどの建設会社でも、SNS採用は効果がありますか?
効果は期待できますが、SNSだけで採用が決まるとは考えない方が安全です。建設業の中途採用担当者への調査では、採用成果を高める取り組みとしてSNS等での情報発信をした会社は30.4%で、求人媒体や人材紹介、自社採用サイトと組み合わせて使われています。小さな会社ほど、SNSは「会社の雰囲気を知ってもらう入口」と位置づけ、応募はホームページの採用ページや公式LINEで受け止める形がおすすめです。
建設業の採用には、どのSNSから始めればいいですか?
来てほしい人によって変わります。10〜20代の現場職を採りたいならTikTokやInstagramのショート動画、施工管理や経験者を採りたいなら仕事の中身が伝わるInstagramやYouTube、地域の人や保護者に会社を知ってもらいたいならXやInstagramが向いています。最初から複数を運用するより、1つに絞って3か月続ける方が成果を判断しやすくなります。
現場の写真や動画をSNSに載せるときの注意点は?
元請けや施主の許可、写り込み、安全装備の3点を確認しましょう。元請けの現場や個人宅の工事では、撮影や公開に許可が必要なことがあります。また、表札や車のナンバー、近隣の住宅が写り込まないようにし、ヘルメットや墜落制止用器具を正しく着けていない姿が写っていないかも投稿前に確認してください。社員の顔出しは本人の同意を取り、嫌な人には無理に頼まないことが大切です。
SNS運用は外注した方がいいですか?
撮影は社内、編集や企画は外部という分け方が現実的です。国土交通省の事例集で紹介されている衣川建設も、毎月10本の動画を社内で撮影し、編集は制作会社が担当しています。現場の雰囲気は社内の人にしか撮れない一方で、編集や企画は外部に任せると担当者の負担が大きく減ります。全部を外注すると、会社らしさが伝わりにくくなる点に注意しましょう。
SNSを始める前に、ホームページで準備しておくことはありますか?
採用ページと応募の入口を整えておきましょう。SNSで興味を持った人は、応募前に会社のホームページを確認します。採用ページがない、募集要項が古い、応募フォームがスマホで使いにくいといった状態だと、せっかくの興味が応募につながりません。SNSのプロフィールから採用ページへ1タップで移れるようにし、電話以外の応募方法(フォームや公式LINE)を用意しておくのが理想です。
まとめ
offtieが地方の建設会社2,749社のホームページを調べたところ、SNSを載せていた会社は36.1%、TikTokは1.3%でした。地方の建設業では、SNSを採用に使っている会社はまだ少なく、今から始めても十分に目立てる状況です。
TikTokで半年に20代10名前後を採用した衣川建設や、約20年ぶりの新卒採用につながった山藤建設のように、成果を出している会社は、届けたい相手を決め、普段の現場と人を見せ、LINEなどの気軽な入口を用意し、無理のないペースで続けています。
一方で、SNSだけで採用が決まるわけではありません。SNSで興味を持った人を受け止める採用ページと応募の入口を整えたうえで、1つのSNSから小さく始めてみてください。
offtieの採用支援
地方の建設会社の「知ってもらう」から「応募してもらう」までを、まとめてお手伝いします。
- 来てほしい人に合わせた、SNSの選び方と発信内容の設計
- 現場で撮る人・編集する人・確認する人を分けた運用体制づくり
- SNSから応募までをつなぐ採用ページの制作・リニューアル
- LINEや応募フォームなど、気軽に連絡できる入口の整備
- 公開後の数字の確認と、投稿内容の改善提案
今のホームページやSNSを拝見したうえで、何から手をつけるとよいかをご提案します。お見積りは無料です。
参考資料
- offtie「地方の建設会社のホームページにおけるSNS掲載状況調査」(2026年10月、n=2,749)
- 国土交通省・建設産業人材確保・育成推進協議会「建設産業×広報 事例集」 PDF
- 公益社団法人土木学会「土木広報大賞2025」株式会社山藤建設 Web
- 山藤建設(note)「総フォロワー24,000人超『即時性』『地域密着』『見える化』のSNS戦略」(2026年2月12日) Web
- 株式会社新庄砕石工業所「メディア掲載」 Web
- 株式会社藤島組「採用情報」 Web
- 労働政策研究・研修機構「職業別にみた有効求人倍率、平均求人賃金」(ビジネス・レーバー・トレンド2026年7月号) Web
- マイナビキャリアリサーチLab「2026年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査」関連コラム(2025年1月15日) Web
- 株式会社ネオキャリア「建設業の施工管理職の中途採用に関する調査」(2026年3月) Web
SNSを始める前に、
採用の入口から整えませんか
どのSNSから始めるか、誰が撮るか、応募をどこで受け止めるか。今のホームページとSNSを拝見して、会社の体制に合った進め方を一緒に整理します。
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