「SNS運用代行の見積もりを取ったら、月5万円の会社と月30万円の会社があって、何が違うのか分からない」。SNSの外注を考え始めた中小企業から、よくいただく相談です。
SNS運用代行の費用相場は、料金を公開している会社を見渡すと月5万〜50万円に広がっています。同じ「運用代行」という名前でも、投稿の作業だけを引き受けるのか、企画・撮影・分析まで含むのかで金額が10倍近く変わるためです。
この記事では、価格帯ごとに何が含まれるのか、料金を決める要素、見積もりで別料金になりやすい項目、自社でやった場合の人件費との比較、そして地方の中小企業が月いくら払うべきかを決める考え方を、料金を公開している会社の実例と公的データをもとに整理します。
- SNS運用代行の費用相場と、月5万円・15万円・30万円で含まれる内容の違い
- 料金を公開している会社3社の実例(2026年10月時点)
- 料金を左右する5つの要素と、4つの料金体系
- 自社で運用した場合の人件費の試算(offtie試算)
- 見積もりで別料金になりやすい項目のチェックリスト
- 中小企業が予算を決めるときの3つの基準
SNS運用代行の費用相場:価格帯ごとに含まれる内容
結論から言うと、SNS運用代行の費用は月5万〜50万円が中心で、中小企業が実際に選ぶことが多いのは月5万〜15万円の範囲です。料金を公開しているSNS運用代行会社50社を調べた比較サイト(b-pos)も、相場を月5万〜50万円としています。
金額に幅があるのは、「運用代行」に含まれる作業の範囲が会社ごとに違うからです。価格帯ごとに、含まれることが多い内容と向いている会社を整理すると次のようになります。
| 月額の目安 | 含まれることが多い内容 | 向いている会社 |
|---|---|---|
| 1万〜3万円 | 投稿作業の代行のみ(月2〜4本程度)。写真や文章は自社で用意する。分析やレポートはなし | 撮影や文章づくりは社内でできるが、投稿の手間だけを外したい会社 |
| 5万〜10万円 | 月4〜10本程度の投稿。文章や画像の作成、ハッシュタグの選定、簡単な月次レポート | 中小企業の中心帯。採用や地元の集客の入口として、まず発信を続けたい会社 |
| 15万〜30万円 | 企画・撮影・編集・分析・月次の定例会まで。コメントやDMへの対応、リール動画の制作を含むことが多い | 専任の担当者は置けないが、SNSを本格的に伸ばしたい会社 |
| 30万円〜 | 戦略設計、動画制作、広告運用、インフルエンサー施策など。複数の媒体をまとめて運用する場合も | 全国向けに売上を作りたいブランドやEC、採用を大規模に行う会社 |
各価格帯の内容は、料金を公開している会社の公式サイトと比較サイトの調査をもとにofftieが整理したものです。同じ金額でも会社によって範囲は異なります。
大切なのは、「安い=損、高い=安心」ではなく、自社がどこまでを任せたいかで価格帯が決まるということです。写真を現場で撮れる人がいる会社と、素材がまったくない会社とでは、必要なプランが変わります。
SNSの種類によっても相場は変わる
媒体による違いもあります。文章と写真が中心のX(旧Twitter)は比較的安く、Instagramはリール動画の有無で大きく変わり、TikTokやYouTubeは動画の企画・撮影・編集が必要なぶん高くなります。料金を公開している会社の例では、同じ会社でもXよりInstagram、InstagramよりTikTokの順に月額が高く設定されていました。
料金を公開している会社の実例(2026年10月時点)
相場を数字で見るために、公式サイトに料金を掲載している3社の例を挙げます。いずれも2026年10月28日時点で各社の公式サイトに掲載されていた内容で、offtieが確認したものです。料金やプラン内容は変わることがあるので、検討する際は必ず各社の最新情報を確認してください。
| 会社・サービス | 月額 | 主な内容 |
|---|---|---|
| アルパカSNS(株式会社OreOlu) Instagram運用代行 | 5万円〜(税抜) | フィード投稿 月10〜20日、リール投稿 月4〜6本、専任担当2名。原稿制作は別途オプション。X運用は4.5万円〜、TikTok運用は5.5万円〜(いずれも税抜) |
| True colors SNS運用 ライトプラン | 20万円(税込22万円) | Instagramの場合、フィード投稿 月8回・ストーリーズ 月12回、投稿文の作成、画像編集、月次分析レポート、月次オンライン定例会。ベーシックプランは30万円(税込33万円)でフィード12回・ストーリーズ16回 |
| TaTap Instagram運用代行 | 25万円〜(税別) | 運用代行のほか、SNSコンサルティングを月1回20万円、隔週30万円、週次50万円(いずれも税別)で設定 |
この3社を並べるだけでも、「投稿を回す」ことが中心なら月5万円前後、「分析と定例会で改善を回す」ところまで含めると月20万円以上という構造が見えてきます。月額の差は、投稿の本数よりも「企画・分析・打ち合わせに人の時間をどれだけ使うか」の差です。
なお、料金を公開していない会社も多く、その場合は「要問い合わせ」として個別見積もりになります。公開していないから高いとは限りませんが、比較のしやすさでは公開している会社に分があります。
料金を左右する5つの要素
見積もりを読み解くには、何が金額を動かしているかを知っておく必要があります。SNS運用代行の料金は、主に次の5つで決まります。
1. 投稿の本数
月4本と月20本では、単純に作業量が5倍になります。ただし、本数が多ければ成果が出るわけではありません。地方の中小企業が採用や地元の集客を目的にする場合、週1〜2本を1年続けるほうが、毎日投稿して3か月で止まるより結果につながります。本数を減らして単価を下げる交渉は、多くの会社で可能です。
2. 制作の深さ(文章だけか、画像・動画まで作るか)
自社が用意した写真に文章を付けて投稿するだけなら安く、デザインした画像を作る、リール動画を編集する、となるにつれて高くなります。動画は企画・撮影・編集の3工程が必要なため、1本あたりの単価がもっとも高い要素です。
3. 媒体の種類と数
InstagramとXの両方を頼むと、多くの会社で2アカウント分の料金になります。True colorsのように「InstagramとXを両方依頼する場合は2アカウント扱い」と明記している会社もあります。最初は1つの媒体に絞ったほうが、費用も手間も半分で済みます。
4. 分析・レポート・定例会の有無
月次レポートと定例会が付くプランは、数字を見て投稿内容を直していく「改善の仕組み」が含まれています。ここが月5万円台のプランと月15万円以上のプランの大きな分かれ目です。自社で数字を見て判断できる担当者がいるなら不要ですが、いないなら、この部分にお金を払う価値があります。
5. 撮影・広告費・コメント対応などの別建て項目
撮影に来てもらう費用、SNS広告の広告費と運用手数料、コメントやDMへの返信代行は、月額とは別に設定されていることがよくあります。見積もりの合計金額だけでなく、「月額に何が含まれ、何が別なのか」を見る必要があります。詳しくは後述の内訳の章で整理します。
自社に必要なのは月5万円の運用か、
月20万円の運用か。一緒に整理しませんか
offtieでは、地方の中小企業のホームページとSNSの立ち上げをお手伝いしています。今あるホームページとSNSを拝見したうえで、どの媒体を、どのくらいの本数で、誰が担当するのが現実的かを一緒に考えます。
4つの料金体系とそれぞれの注意点
SNS運用代行の料金体系は、大きく4つの型に分かれます。どの型かによって、同じ月額でも「やってもらえる量」が変わります。
| 料金体系 | 仕組み | 向いているケース | 注意点 |
|---|---|---|---|
| 月額固定型 | 投稿本数と作業範囲を決めて、毎月定額を払う | もっとも一般的。予算を固定したい会社 | 範囲外の作業は追加料金。本数を使い切れなくても返金はない |
| 時間制(稼働時間型) | 月20時間、月40時間など、作業時間の枠で契約する | SNS以外の事務やホームページ更新もまとめて頼みたい会社 | SNSに慣れていない担当者だと時間を消費しやすい。未消化分の繰り越し可否を確認 |
| 成果報酬型 | フォロワー数や問い合わせ数などの成果に応じて払う | 成果が数字で定義でき、初期費用を抑えたい会社 | 成果の定義があいまいだとトラブルになる。フォロワー数だけを追うと質が下がることがある |
| プロジェクト型 | キャンペーンや撮影など、単発の案件ごとに契約する | アカウントの立ち上げだけ、動画の撮影だけを頼みたい会社 | 継続運用は自社でやる前提。立ち上げ後に止まりやすい |
中小企業の場合、月額固定型で本数を少なめに設定し、3か月ごとに見直す形がもっとも失敗が少ないと感じています。成果報酬型は魅力的に見えますが、「フォロワー1万人」のような数字の目標が、採用や売上につながるとは限りません。
見積もりの内訳と「別料金」になりやすい項目
見積もりの比較で一番多い失敗は、月額だけを見て決めてしまうことです。SNS運用代行の費用は、月額のほかに次のような項目が発生します。
初期費用(0円〜30万円程度)
アカウントの設計、プロフィール文やアイコンの作成、投稿テンプレートの制作などを初期費用として設定している会社があります。初期費用0円の会社もありますが、その分が月額に含まれていたり、最低契約期間が長めになっていたりすることがあります。料金を公開している会社の例では、自社運用を支援するプランで初期費用30万円(税込33万円)、6か月契約という設定もありました。
別料金になりやすい項目
- 撮影:現場や店舗に撮影に来てもらう費用。月1回まで含む、交通費は別、など条件はさまざま
- 原稿・画像の制作:月額が安いプランほど「投稿作業のみ」で、原稿制作はオプションになっていることがある
- 動画編集:リールやショート動画の編集は1本単位で別料金の会社が多い
- 広告費と広告運用手数料:SNS広告を出す場合、広告費そのものと、運用手数料(広告費の20%前後が一般的)が別にかかる
- コメント・DMへの返信代行:月額に含む会社と、オプションの会社がある
- キャンペーンやインフルエンサー施策:企画ごとに見積もり
- 解約時のデータ引き渡し:投稿データや分析データの引き渡しに費用がかかる場合がある
初期費用、月額×契約月数、撮影や動画などの追加分を合計して、1年でいくらになるかを各社同じ条件で出してもらいましょう。月額5万円でも初期費用が20万円なら、初年度は月額換算で約6.7万円になります。
自社で運用するといくらかかるか(offtie試算)
「外注は高い。自社でやれば無料」と考える経営者は多いのですが、社員の時間はタダではありません。公的データをもとに、自社運用の人件費を試算してみます。
試算の前提
厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」(2026年3月公表)によると、一般労働者の所定内給与額は月340,600円です。月160時間働くとすると、時給換算で約2,130円になります。実際には社会保険料の会社負担分などが加わるため、会社が負担する人件費はこれより高くなります。
投稿1本にかかる時間は、offtieが制作の現場で見てきた感覚では、慣れた担当者でも次のくらいです。
| 作業 | 時間の目安 |
|---|---|
| 何を投稿するか決める(企画) | 15分 |
| 写真を撮る・選ぶ・画像を整える | 30分 |
| 文章とハッシュタグを書く | 15分 |
| 投稿する・コメントに返す・数字を見る | 15分 |
| 合計 | 約1時間15分 |
試算の結果
時給約2,130円×1.25時間で、投稿1本あたり約2,700円。月8本なら約10時間で約21,000円、月16本なら約43,000円が人件費の目安です。
この数字だけを見ると、月5万円の代行より自社運用のほうが安く見えます。しかし、現実には次の3つの「見えないコスト」が乗ってきます。
- 慣れるまでの時間:最初の3か月は、1本に2〜3時間かかることが珍しくありません
- 本来の仕事が止まるコスト:社長や営業担当がやる場合、その時間で得られたはずの受注や採用の機会が失われます
- 続かないコスト:担当者が忙しくなると投稿が止まり、それまでの投稿にかけた時間が無駄になります。offtieが営業で地方の会社のSNSを見ていても、ホームページにリンクはあるのに投稿が止まっているアカウントは珍しくありません
つまり、自社に「時間があり、撮影や文章が苦にならず、1年続けられる担当者」がいるなら自社運用、いないなら月5万〜10万円の代行というのが、費用面から見た現実的な線です。
中小企業は月いくら払うべきか:予算の決め方3つの基準
相場を知っても、自社がいくら払うべきかは別の話です。offtieが地方の中小企業と話すときに使っている、3つの基準を紹介します。
基準1:目的が「採用」か「集客」か「つながりの維持」か
目的によって、必要な投稿の質と量が変わります。
- 採用:求職者は「どんな人が働いているか」「現場の雰囲気」を見たい。写真や短い動画で日常を見せる投稿が中心で、月4〜8本でも十分。月5万〜10万円の範囲で成立しやすい
- 集客(新規のお客様):商品やサービスの魅力を伝え、問い合わせや来店につなげる。投稿の作り込みと、場合によっては広告の併用が必要。月10万〜20万円を見ておく
- つながりの維持(既存客・地域):お知らせや季節の話題を定期的に届ける。月2〜4本で十分。月1万〜5万円、または自社運用
基準2:1件の成果にいくらの価値があるか
月額が高いか安いかは、得られる成果の価値と比べないと判断できません。たとえば採用なら、求人媒体に払っている費用や、1人採用できなかったときに失う売上と比べます。1人の採用に求人広告で数十万円をかけているなら、月5万円のSNS運用で年1人でも採用できれば十分に見合います。集客なら、「新規のお客様1件の平均単価×年間の見込み件数」が、年間の代行費用を上回るかを見ます。
基準3:地方では「続けている」だけで差がつく
offtieが2026年10月に、地方の建設会社2,749社のホームページを調べたところ、トップページにSNSへのリンクや投稿を載せていた会社は36.1%でした。TikTokは1.3%です(調査の詳細はこちら)。建設業に限らず、地方の多くの業種で、SNSで発信している会社はまだ少数派です。
一方で、総務省の「令和7年通信利用動向調査」(2025年8月末時点)では、インターネット利用者のうちSNSを利用している個人は82.3%です。お客様や求職者の8割はSNSにいるのに、地方の会社の多くはそこにいない。この状況では、月30万円の本格運用でなくても、月5万〜10万円で発信を続けるだけで同業他社との差になります。
まずは1つの媒体、月4〜8本、月5万〜10万円、期間3か月で始め、3か月後に「反応があった投稿」「問い合わせや応募につながった投稿」を見て、本数と予算を増やすか判断する。最初から月20万円以上をかけるのは、全国向けに売る商品がある場合か、採用を一気に進めたい場合に限ります。
費用を抑える4つの方法
代行費用は、頼み方しだいで下げられます。質を落とさずに費用を抑える方法を4つ挙げます。
1. 写真と動画の素材は自社で撮る
撮影費がもっとも大きな追加費用です。スマホで現場や商品の写真を撮って共有するだけで、撮影費がかからないプランにできます。「素材を自社で提供する前提」で見積もりを取り直すと、月額が下がることがあります。
2. 媒体を1つに絞る
InstagramとXとTikTokを同時に始めると、費用も手間も3倍です。来てほしいお客様や求職者が一番使っている媒体を1つ選び、そこで反応が出てから広げます。採用目的で20〜30代を狙うならInstagramかTikTok、地元の企業や取引先とのつながりならFacebookやX、という考え方が目安になります。
3. 投稿本数を減らして、1本の質を上げる
月20本の薄い投稿より、月6本の「現場の人と仕事が見える投稿」のほうが、採用でも集客でも反応が出やすいのが実感です。本数で単価を下げ、浮いた分を1本ごとの作り込みに回す交渉をしてみてください。
4. 「内製化支援」や「伴走型」のプランを検討する
投稿を代行するのではなく、自社の担当者が投稿できるようになるまでを支援するプランを持つ会社もあります。初期費用はかかりますが、半年後には自社で回せるようになり、長期的には代行を続けるより安くなります。社内に「やりたい人」がいる会社には、この形が向いています。
なお、ホームページの制作や改修と合わせて進める場合は、小規模事業者持続化補助金などの制度が使えることがあります。対象になる経費や条件は制度ごとに決まっているので、ホームページ制作に使える補助金の記事で確認してください。
見積もりを比べるときのチェックリスト
複数の会社から見積もりを取ったら、次の項目を同じ条件でそろえて比べてください。
SNS運用代行 見積もり比較チェック
- 月額に含まれる投稿の本数と種類(フィード・ストーリーズ・リール)が書かれている
- 原稿(文章)と画像の制作が月額に含まれているか、オプションかが明記されている
- 撮影の回数・時間・交通費の扱いが明記されている
- 動画編集の単価と、月額に含まれる本数が分かる
- コメント・DMへの返信を誰がやるか決まっている
- 月次レポートと定例会の有無、頻度が分かる
- 初期費用の内訳(アカウント設計・プロフィール作成など)が分かる
- 最低契約期間と、途中解約の条件が書面にある
- 解約後のアカウントの所有権と、投稿データ・分析データの引き渡し方法が決まっている
- 初期費用+月額×契約月数+追加分で、年間の総額を出して比べた
特に重要なのは9番目の「アカウントの所有権」です。代行会社がアカウントを作り、解約時に引き渡してもらえないトラブルは珍しくありません。アカウントは必ず自社名義で作り、代行会社にはログイン情報や運用権限を渡す形にしてください。
よくある質問
SNS運用代行は月いくらから頼めますか?
投稿作業だけを任せる形なら月1万〜3万円台のサービスもありますが、原稿や画像の作成まで含めると月5万円前後からが現実的な下限です。料金を公開している会社の例では、Instagramの運用代行が月5万円(税抜)からという設定があります。月1万〜3万円のプランは、素材と文章を自社で用意することが前提になっていることが多いので、何が含まれているかを先に確認してください。
初期費用は必ずかかりますか?
会社によって異なります。初期費用0円の会社もあれば、アカウント設計やプロフィール作成、投稿テンプレートの制作などを初期費用として5万〜30万円程度で設定している会社もあります。初期費用が0円でも、その分が月額に含まれている場合や、最低契約期間が長めに設定されている場合があるので、初期費用と月額、契約期間の3つをセットで比べることをおすすめします。
最低契約期間はどのくらいが一般的ですか?
3か月〜6か月が多く、12か月のところもあります。SNSはフォロワーが増えて反応が出るまでに時間がかかるため、短期で結果を求めにくい性質があります。ただし、合わなかったときに解約できないのは困るので、契約前に「途中解約の条件」と「解約後にアカウントや投稿データがどうなるか」を書面で確認してください。
自社で運用するのと、代行に頼むのとではどちらが安いですか?
金額だけなら自社運用のほうが安く見えます。厚生労働省の令和7年賃金構造基本統計調査の所定内給与(月340,600円)をもとに時給を出すと約2,100円で、投稿1本に1時間強かかるとして約2,700円、月8本で約21,000円です。ただし、これは担当者がいて、撮影や文章づくりに慣れていることが前提です。社長や事務の方が本来の仕事を削ってやる場合や、3か月続かない場合は、代行のほうが結果的に安くつくことが少なくありません。
地方の小さな会社でもSNS運用代行を頼む意味はありますか?
あります。offtieが2026年10月に地方の建設会社2,749社のホームページを調べたところ、SNSを載せていた会社は36.1%でした。地方の多くの業種では、まだSNSで発信している会社のほうが少数派です。採用や地元のお客様とのつながりが目的なら、全国向けのブランドのように月30万円をかける必要はなく、月5万〜10万円の範囲で投稿を続けるだけでも、同業他社との差になります。
まとめ
SNS運用代行の費用相場は月5万〜50万円で、金額の差は投稿の本数より「企画・分析・打ち合わせにどれだけ人の時間を使うか」で決まります。料金を公開している会社の例では、投稿を回すことが中心なら月5万円前後、分析と定例会で改善を回すところまで含めると月20万円以上が目安でした。
自社運用の人件費は投稿1本あたり約2,700円、月8本で約21,000円が目安ですが、慣れるまでの時間、本来の仕事が止まるコスト、続かないコストを考えると、担当者がいない会社は代行のほうが結果的に安くつきます。
地方の中小企業なら、まず1つの媒体、月4〜8本、月5万〜10万円、期間3か月で始め、反応を見て増やすのが現実的です。見積もりは月額ではなく年間の総額で比べ、アカウントの所有権と解約の条件を必ず書面で確認してください。
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参考資料
- 株式会社OreOlu「アルパカSNS」料金(2026年10月28日閲覧) Web
- 株式会社True colors「料金」(2026年10月28日閲覧) Web
- TaTap「SNS運用代行の料金は4つの型で決まる」(2026年10月28日閲覧) Web
- b-pos「SNS運用代行50社の費用相場を徹底調査」(2026年10月28日閲覧) Web
- 厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況」(2026年3月) Web
- 総務省「令和7年通信利用動向調査の結果」(2026年5月) Web
- offtie「地方の建設会社のホームページにおけるSNS掲載状況調査」(2026年10月、n=2,749) Web
SNSに月いくらかけるべきか、
自社の場合で考えてみませんか
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